つけすぎた香水の効果的な落とし方
女性だけでなく、男性の身だしなみの1つとして欠かせなくなっている香水。「この匂いがするとこの人をイメージする」というケースもあるのではないでしょうか?そんな香水でありがちなのが、付け過ぎてしまったというケースです。香水は、数滴ほど垂らして自分ではほとんど匂いがしないくらいで、ちょうどよいもの。自分で香水の匂いがしっかりと感じ取れるようだと、周りの人にとっては匂いが強すぎて、逆に不快感を与えてしまうということも考えられます。そこで今回は、香水を付け過ぎてしまった場合の対処法についてご紹介。普段から香水を使っている人はもちろん、これから香水を使いこなそうと考えている人にも役立つので、興味がある人は参考にしてみてください。
肌に付けすぎた場合
まずは、肌に付けすぎてしまった場合の対処法について見ていきましょう。
石けんを付けて洗う
手首など、簡単に洗い流せる場所であれば、すぐに水で洗い流してしまいましょう。原始的な方法ではありますが、これが一番、効果的です。洗い流す際には、石けんを付け、お湯があればお湯を使うようにしましょう。乾燥する前に洗い流すと、より匂いが消えやすくなります。1度だけで完全に落とすことはできないかもしれませんが、かなり匂いを抑えることができるので、おすすめです。
ウェットティッシュやデオドラントシートなどを使う
洗ってもなかなか匂いが落ちない場合や水道で洗うのが困難な首元やひざなどの香水を落としたい場合は、ウェットティッシュやデオドラントシートなどで拭きとるとよいでしょう。中でもアルコール入りのものであればより効果的。香水の成分はアルコールに溶けやすいので、手軽に匂いを消すことができます。男性だと常備しているというケースが少ないかもしれませんが、万が一の場合に備えて持っておくと良いかもしれません。
全身についた場合はシャワーを浴びる
全身に香水を付け過ぎてしまって体のあらゆるところから香りがしてしまうという場合は、ウェットティッシュやデオドラントシートなどで拭きとっていてはとても間に合いません。男性の場合は、自宅を出る前にふりかけるというケースが多いと思うので、思い切ってササッとシャワーを浴びて洗い流してしまいましょう。
衣類や部屋などについた匂いを落としたい場合
続いては、着ているものや部屋で香水を付け過ぎてしまった場合についてです。衣服は、素肌のように洗い流すことができないので、対処法に困ってしまいます。また、部屋の中でうっかり香水の入ったボトルを落としてしまって、部屋中に匂いが充満してしまうというのもよくあるミスの1つ。このような場合の解決方法をいくつか紹介していきます。
衣類に付けすぎた場合
着替える
着用している衣類に香水を付けすぎてしまった場合、基本的には匂いを落とすことは困難です。なので、出かける前であれば、思い切って服を着替えてしまいましょう。彼女とのデートの前で「香水を付けすぎてしまったけど一番、おしゃれな服を着ていきたい」と思うかも知れませんが、香水の匂いをプンプンさせて悪印象を与えてしまうよりかはマシです。すぐに他の洋服を準備しましょう。
消臭スプレーを使う
外出先でどうしても着替えることができないという場合は、消臭スプレーを使いましょう。ここで注意してほしいのが、無香料のものを使用すること。香り付きのものだと香水の匂いと混ざってしまって、さらに臭くなってしまうことがあります。無香料のスプレーであれば、ある程度、匂いを消すことができるので試してみて下さい。
洗濯で消えない場合はクリーニングへ出す
衣類についた香水の匂いは、洗濯などで洗ってしまうと取ることができますが、中には強力な匂いでなかなか取れないというケースもあります。そのような場合は、クリーニングに出してプロにお願いするようにしましょう。また、自分で選択するのが難しいスーツなどもクリーニングに出すのがおすすめです。
部屋の匂いを消したい場合
まずは換気
香水の瓶を割ってしまった場合などは、すぐに窓を開けて換気を行うようにして下さい。そのままにしておくと、匂いが部屋に染み付いてしまうことがあります。割れた瓶の対処も気になるところではありますが、まずは換気をするようにしましょう。
タオルなどに吸わせる
香水をこぼしてしまったらこすり付けるように拭きとるのではなく、上からそっと押さえてタオルやハンカチなどに吸わせましょう。こすってスライドさせてしまうと、香りが広がり匂いが拡大してしまう可能性があります。
アルコールで拭く
香水を拭きとったらアルコールで拭くのがおすすめ。香水の匂いはアルコールに溶けやすいので効果的。さらにその上からドライヤーで乾かすとより匂いが気にならなくなります。
まとめ
いかがだったでしょうか?部屋であれば被害は自分だけで済みますが、体に付けすぎてしまうと、他人に不快感を与えてしまうかもしれません。知らず知らずのうちに、周囲の人に嫌な思いをさせてしまわないように気を付けるようにしましょう。