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【応用編】ちょいモテ?!テクニック

香水をつけるだけが、モテるテクニックだと思っていたら大間違い。実は、ちょっとした工夫をするだけで、香水のつけ方にバリエーションが増える。

ここでは、一味違う男性香水のつけ方を紹介。応用編としてまとめてみた。是非、このページを読んで参考にしてほしい。

案外難しい!?メンズ香水のつけ方

メンズでも香水をつけるというおしゃれな人が増えている反面、女性たちの反応は意外にも冷ややかなようだ。

あるまとめサイトの調査によると香水をつけている男性を「好き」と答えた女性は42%、「嫌い」と答えた女性は58%で、香水をつけている男性が好きという数を上回ってしまっている。一体、なぜなのだろうか!?一部、嫌いと答えた女性たちの意見を見てみよう。

「ナルシストっぽくて嫌。チャラい感じもします。女にモテようとしているのが見え見えでいやらしい。特に既婚なのに香水プンプンさせてる男性は、はっきり言って不快です。」(30代/金融)
「派手好きで、金遣いが荒らそう。」(20代/官公庁)
「香水を上手につけている人に出会ったことがない。臭いと感じてしまいます。特に甘ったるい匂いの香水などは気持ちが悪くなります。季節や時間帯などを考えれば良いのに、と思います。」(40代/IT)
「日本人には香水が似合う男性って、あまりいないような気がします。」(20代/サービス業)

なるほど、香水好きな男性には耳の痛い意見だ。でも、これらの意見から、香水をつけている男性に対してのイメージなども含めて、「プンプン臭う」ほどつけてしまっていることに問題があるのだと気付くはずだ。

女性にも好感を持たれるような、さりげない香水のつけ方をマスターすることが「お洒落なモテ男」の絶対条件といえるだろう。メンズ香水を使いこなせるような、お洒落な男になろう。

身体以外へのメンズ香水のつけ方

慣れてきたら、肌以外にも香水をつけてみるといい。香水を身体につけることがある程度。肌以外にも香水をつける?と抵抗があるかもしれないが、何も香水は体につけなければいけないというルールはない。もっと別の使い方をするだけで、異性から魅力的と思われることもあるだろう。身体以外に香水をつけるのは、上級者がいつもと違う愉しみ方をしたいときに実践している方法だ。香水をつけると肌が赤くなってしまうような人にもおすすめ。

香水が「香る」わけ

香水は、植物性香料、動物性香料、合成香料などをブレンドして、エタノールと混ぜたものを言う。日本では「香水」とひとくくりにいわれているが、フランスではパルファン、オードパルファン、オードトワレ、オーデコロンというようにエタノールの濃度と香りの持続時間によって、細かく分類されているんだ。

日本でも「重い香水」、「軽い香水」などという表現をすることがあるが、重い、軽いとは香りの印象の違いだけではなく、実際に濃度が異なっているのだ。

それではどのくらいの違いがあるのだろうか。

パルファン:エタノール濃度が15?30%のもの。香りの持続時間は5?12時間と長い。高濃度であるため、少量をつけるのがポイント。
オーデパルファン:エタノール濃度が10?15%のもの。香りの持続時間は5?12時間。パルファンと近い濃度ではあるが、価格は抑えめの商品が多い。
オーデトワレ:エタノール濃度が5?10%のもの。香りの持続時間は2?5時間と短くなってくる。数時間ほんのり香るので、初心者にも使いやすい。
オーデコロン:エタノール濃度が1?5%のもの。香りの持続時間は1?2時間と最も短い。軽いつけ心地なので、シャワー感覚で使える。

パルファンは各香水メーカーともに、高級ラインとして位置付けられていることが多いため、濃度が高いというだけではなく、香料も高級な素材が使われているようだ。

ちなみに「オーデ」とは「〇〇の水」という意味。「オーデ」がつくと少し濃度が薄くなるというイメージなのだ。

香水は、さまざまな香料が調合されて一つになったものなので、それぞれの原料はバラバラに香り立つというしくみだ。肌につけたあと、揮発して香り立つタイミングは同じではない。そのため、時間の経過とともに香りの変化を楽しめるというわけだ。

特にパルファンやオーデパルファンなど、長時間香るものはその変化をトップノート、ミドルノート、ラストノートという風に分けて呼ぶ。

トップノート:つけた直後から10分?20分くらいまでの香り
ミドルノート:トップノートから2時間くらいまでの香り
ベースノート:ミドルノートから6時間から12時間くらい

トップノートは華やかに香りますが、持続時間は短めのものが多いです。柑橘系の香りなど、つけたてのトップノートは爽やかな香りが好まれる。次にくるミドルノートは、香水のボディともいうべきメインの香り。ハートノートとも言わている。最後にくるベースノートは残り香的な役割を果たし、サンダルウッドやムスクなど、揮発度が遅いので、最後まで香ります。体臭とも混ざり合わせても違和感がない香料が選ばれる。

香水は体温が高い手首の内側や耳の後ろ、うなじなどの部分につけると香りがしっかりと立つ。それは体温でエタノールの揮発を促進するため。香水は体温に反応して匂い立つ性質を持っているというわけだ。この性質を上手く活かさないと「臭い」「気持ち悪い」「季節や時間帯などを考えれば良いのに」という意見を引き出してしまうということになる。これではせっかくのお洒落が台無しだ。

「香水のつけ方」のススメ

まず、つける量と香水の濃度のバランスを保つこと。一般的にはパルファンは点でつける、オーデパルファン、オーデトワレは線を引くように、オーデコロンは全面に吹きかけるように、と言われています。春から夏にかけて気温が上がる時期にはオーデトワレやオーデコロンなどの軽めで、シトラス系やグリーン系などの爽やかな香りにする。そして秋から冬にかけて気温が下がる時期には、パルファンやオーデパルファンなどの重めで、少し甘めのフローラルやエキゾチックでセクシーなオリエンタル系の香りにする、というふうに季節ごとに香りを分けるというのもおすすめだ。

暑い季節には汗の臭いなど、体臭と香水が混ざり合ってしまうと逆効果だ。耳の後ろやうなじなども汗で流れてしまうので、おすすめできない。まずは無香料の制汗スプレーなどでしっかりと体臭対策を。そして軽めの香水を、手首など汗をかかないところにシュッとひと吹き。「少し物足りないかな?」と思う程度のつけ方で良い。

また、ONとOFFで香りを分けるというのもおすすめしたい。ONの時は軽めで爽やかな香りがほのかに香る程度にして、OFFでは少し個性的な香りを楽しむ、というふうに。

そして、時には体以外の物に香りを移して楽しむというのもおすすめだ。体温にそれほど影響されない小物などに香りを移せば、ほのかに優しく漂う香りを楽しむことができる。暑い季節などにもおすすめの使い方だ。これから詳しく紹介していくので、参考にしてほしい。

そうやって香りがいつもそばにあるという生活を送ることが、香水を使いこなせるようになる秘訣といえるかもしれない。

つけすぎ注意/匂いにぴったり合うものを。

身体以外につける場合にも、つけ過ぎには注意をしておく必要がある。香水は、ほのかに香ることで、魅力がます。この匂いが好きな匂いであれば、きつくても問題ないが、あまりにきつい匂いだと、多くの人が敬遠しやすい。あくまで、ほのかに香る程度がおすすめなのだ。必ず香水をつけるときは、肌と同様に、ほのかに香りをつける程度にかけるように注意をしよう。ポイントは、1?2回プッシュ。これ以上つけると、つけすぎになってしまうので注意が必要。ただし、匂いが染み込まないものもあるので、何度かベストの回数を探るように、事前にチェックしておくと良い。

●ハンカチ

実はかなり使えるのが、このハンカチに香水をつけるというテクニック。香水をハンカチにほんの少しだけ染み込ませ、ズボンのポケットなどに入れてみるといい。こうすることで、ほのかな香りを愉しめるし、ハンカチ次第で香りのオンオフも自由自在だ。ただし、ハンカチを使うときは香水のついていない部分を使うように注意したい。あくまでわずかに香らせるのがポイントだ。

しかし敢えてハンカチについた香りを手首などにさりげなく移すというのもおすすめだ。間接的に、ほのかに香る。また香水をつけたハンカチをたたんでポケットに入れておけば、揮発するスピードを若干遅らせることができるので、比較的長い時間香りを楽しむことができる。

●ジャケットの内側

動くたび、ほんのりと匂いたたせたければ、ジャケットやスーツの内側に付けるのがおすすめ。動きのある部分につけることで、 いつもとは違った香らせ方を愉しめる。香水によってはシミになってしまうこともあるので、事前に目立たないところで試したほうがいいだろう。

ジャケットは会社では脱ぐという人も多いのではないだろうか。ジャケットからワイシャツに香りが移り、間接的にほのかに香るので、さりげない香りのおしゃれを楽しむことができるだろう。

●ネクタイの裏

男性ならではのアイテム、ネクタイを存分に活用していこう。ジャケット同様、動きのある部分なので、あくまでわずかに付けるというのがポイント。パンツの裏地につけるという方法もあるので、こちらも慣れてきたら試してみるといい。

ネクタイなどは香水がシミになってしまうこともあるので、少し離したところからシュッと霧をかけるようなつもりでかけてみよう。

●マフラーやスカーフ

冬や春先にかけて、気分を切り替えたいようなときに有効だ。全体的にかけるのではなく、首元など体温に近い部分にほんの少しだけ付けてみるといい。

●下着や肌着

肌の体温に最も近い部分だが、肌に直接つけるのとはまた違った面白い匂いたちが愉しめる。内側から首元まで香りがあがってくるので、付けすぎると嗅覚疲労になりやすい。汗ばむ季節などは避けたほうが無難。

●スポーツタオル

夏の時期は、スポーツタオルに香水をふりかけておくのも良い。香水をつけていても、汗をかくと、自然と匂いが取れてしまう。また、体臭がある人は汗をかいたことで、イヤな臭いを発してしまっていることもある。そこで、解決させるのがスポーツタオルだ。スポーツタオルに香水の匂いを染み込ませておくことで、嫌な匂いを身体から発したらふくようにすると、匂いを再びつけることが出来る。また、体臭がきになる人であれば、消臭効果になるので体臭に悩んでいる人は、是非積極的にやっておくと良いだろう。

●靴につける

香水は、下から上に匂いが流れると言われている。上半身に香水をつけておくよりは、下半身につけておいた方が、持続性も長く匂いを効果的に発揮させることが出来る。その中で、靴はおすすめ。靴につけておくことで、下から上に香水が流れる特性を活かすことが出来る。それだけではない。靴を1日中履いていると、どうしても靴の中の臭いが気になるところ。家に帰るまで靴をぬぐことが無ければ良いが、場合によっては脱がなくてはいけない状況に遭遇することがある。そのときに、イヤな臭いを充満させないためにも、香水をふりかけておくのは効果的と言える。ただし、香水をつけすぎると、革製の靴であればあまり良いとは言えないので、注意が必要。

これも、足の臭いが気になる人には逆効果になってしまうこともあるので、汗ばむ季節は避けると良いだろう。

ポイント

体以外で身につけるものに匂いをつけるときは、つけすぎないこと。ほのかに香らせることが全てに共通していると言える。また、全員が香水の匂いを好きとは限らないので、必ずデートの時に実践するのであれば、相手が香水の匂いが好きか嫌いかを調べた上で実践すると良いだろう。また、余裕があれば相手がどんな匂いが好きなのかを事前に聞き出しておくこともGOOD。相手が好きな香りをつけることで、相手に好印象を与えることだろう。香水をつける際は、事前調査も大切になることを覚えておいて損はない。

さらに変わった使用方法

香水のつけかたは、身の回りにつけるものだけではない。それ以外のつけ方がたくさんある。ここからは、さらに応用テクニックを紹介していこう。自分の身の回りに香水をつけるタイミングはこんなにもたくさんある。

●名刺に付ける

香水をわずかに染み込ませておき、財布やカバンなどに入れておく。こうすることで、使うたびにほのかな香りを愉しめる。人に渡す場合はTPOを考えたほうがいいだろう。

●燃やして香らせる

香水は可燃性なので、燃やすことも可能だ。香水を燃やすと、一瞬で成分が拡散するので、かなり強く香らせることができる。灰皿などに少量を溜め、部屋の中で燃やしてみよう。一瞬で幻想的な雰囲気に変えられる。ただし、くれぐれも火事には細心の注意を払うこと。

●照明にふりかける

さりげないルームフレグランスとして用いたいときにつかえるテクニック。電球の熱で周囲に香りが広がるのだ。使用前に部屋の香りは限りなくゼロに近づけておこう。

●カバンの中につける

カバンの中の匂いのことを気にした人はあまりいないかもしれないが、実はカバンの中は生活観がある匂いで充満している場合がある。一度、カバンを開けて、自分の中身の匂いを確認してほしい。もしかすると、部屋と全く同じ匂いがしているかもしれない。そんなときに、1~2回ほど香水をふりかけておけば、好きな匂いで中身が満たされるだろう。特に、ペットを家で飼っている人はどうしても身につけている物に、ペットの臭いがついていることがあるので、必ず香水をつけると良い。消臭剤でも良いが、どうしても、普通の匂いになってしまうので、消臭剤+香水でも効果的だ。

●スマホカバーにつける

スマホカバーの製品によってしまうが、香水をつけて効果的なものもある。いつもよく使うツールであるが、電車や電話中等さりげないタイミングで、匂いを相手に漂わせることができる。ただし、つけすぎると迷惑行為になりかねないので、なんか良い匂いしたな?くらいで留めておくのが良いだろう。そのためには、1回プッシュするくらいが妥当であると言える。

●車内にふりかける

車の匂いが苦手という人もたくさんいるが、気持ちよく過ごしてもらうため、自分の好きな匂いで気分を変えてもらうために、車内でふりかけるのも良いだろう。しかし、車はデリケートな場所なので、あまりきつい匂いの香水は向かない。柑橘系、石鹸のような爽やかなイメージの香水であれば、ふりかけても良いだろう。むしろ、香水をかけたことで、車酔いしなくなった。リフレッシュできた。と言われるかもしれない。ただし、柑橘系の匂いであってもつけすぎると、きつい香りになってしまうので、1回?2回くらいのプッシュで留めておくのがベストだ。

●手帳につけておく

手帳カバーに香水をつけておくのも、個性を出す手段として良いだろう。スケジューリングをする際、手帳から、かすかに良い香りを漂わせることで、相手に好印象を与えるだろう。また、人によっては、何で手帳に香水をつけているのか?と聞いてくるかもしれないが、初めて仕事をする相手には一発で覚えてもらえる方法なので、試してみるのもあり。手帳はすぐに匂いが取れてしまうものなので、定期的に香水をつける必要があるので、こまめに匂いをつけておくのが良い。

●トイレットペーパーにふきかける

トイレはどうしても、嫌な臭いが充満してしまう空間だ。できれば、爽やかなもの/不快にならない匂いをキープしておきたい。芳香剤の匂いではなく、好きな匂いにしたい時、あるいは人の部屋でトイレを借りて嫌な臭いを残したくない時、香水を活用すると良いだろう。トイレットペーパーに直接ふりかけるだけで良い。イヤな臭いを香水が打ち消してくれる。柑橘系の爽やかな臭いの方が、トイレにはマッチしているので、是非それらの香水を持っている人は、是非トイレで活用してほしい。

●部屋内を、香水の匂いで満たす

誰かを家に招き入れる時、部屋を綺麗にすることも大切だが、匂いも好印象を与えるためには大切な要素である。綺麗でも、イヤな臭いが残っていたら、そのことを客人は気になってしまうだろう。芳香剤で対応できない時、緊急時には香水がおすすめ。空気中に直接ふりかけるのもよいが、最も良いのがコップを活用した方法だ。45度くらいのお湯の中に、香水を3~7滴垂らしたものを放置するだけで、部屋内が香水のほどよい香りで満たされる。異性を部屋に入れる時や、ホテルの嫌な臭いが残っていた場合に活用すると良いだろう。

●枕カバー、寝具にも

寝る時に、リラックスできると思う香りを枕カバーや寝具にひと吹きしてみよう。寝ている時間は長く、温まっているので、香りも移りやすいのでほんの少しで十分。布団に入って、思わず深呼吸してしまいたくなるなんて、ちょっと良い1日の終わり方だ。もちろん快眠効果もバッチリだ。夜専用の香水を選んでみるというのも良いかもしれない。

まとめ

このように、上級者になると香水のつけかたのバリエーションが多くなる。香水をつけすぎないためにも、控えることも大切だが、より効果滴なおすすめの方法がある。それは、空中に香水をふりかけて、その下に、匂いをつけたいものをくぐらせる。この方法がかすかに香水の香りをつけるための裏技でもある。匂いがつきすぎず、均等につけることができるのでおすすめだ。このように、香水を直接つけることが苦手な人でも、このようなテクニックを活かしながら、個性を出すツールとして活用してほしい。

難しく考えずに、いつも香りを身近に楽しむという気持ちで、気軽に使ってみよう。体につけるよりも好きなつけ方が見つかるかもしれない。

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